障害レベル

論理障害と物理障害

データ障害には、「論理障害」と「物理障害」の2種類が存在します

論理障害とは

論理障害とは、記録メディアのハードウェアには障害がなく、記録されているデータが壊れている状態です。論理障害を軽度、中度、重度の3レベルに分けています。

  • 論理障害 軽度: ファイルシステムの障害(破損・損失)など
  • 論理障害 中度: フォーマット(初期化、ファイル削除、RAID削除
  • 論理障害 重度: 複合的な要因で、復旧により高度な解析を必要とする論理障害
  • 論理障害 復旧不能: 完全フォーマットなど壊滅的上書き

物理障害とは

物理障害とは、記録メディアのハードウェアに何らかの障害がある場合です。物理障害を軽度、中度、重度の3レベルに分けています。

  • 物理障害 軽度: 不良セクタが少量存在する
  • 物理障害 中度:多数のリード/ライトエラーが発生している障害
  • 物理障害 重度:ヘッド、メディア等の破損が認められ、データ部の破損、重複障害により極めて復旧が困難で高度な設備と技術が必要な障害、他社ですでにヘッド交換などハードディスクの開封など復旧作業がされている機器

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